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摂食障害患者さんは、自分の体重が自分の理想とするものではないことへの嫌悪感や、無気力感から外へ出たがらなくなり、引きこもりがちになることがよくあります。
特に、過食症患者さんによくみられるようです。
過食症患者さんは過食をしている自分を本人が一番良く知っています。
過食をする自分は大変惨めで情けなく、自尊心も傷つけられます。
自分を卑下するようになり、こんな自分を友人・知人には絶対に見せられないと感じます。
自分の望む体重になりさえすれば、自分自身も元気になり、何でもできて、万事うまくいくと考えています。
ですから、痩せたいという気持ちは異常なくらいなのですが、過食症患者さんは無気力になり活動性も落ちて、部屋に閉じこもって食べてはごろごろして一日を過ごすような日々を送ることがあります。
このような状態が長く続くと、肥満にもなってしまうこともあり、そんなことでは、痩せもしないだろうと周囲から見れば当然思うのですが、本人はもう何も手に付かず、物事に集中できず、無気力状態にあるのです。
学生は不登校気味になり、会社員は出社拒否状態に陥ることがあります。
体重によって学校を休んだり、まして社会人が会社を休むなんて、理解できないと思う人が大半だと思います。
ですが、摂食障害患者さんにとっては外見の評価が自分という人間の評価のようになってしまっている人もいて、それがすべてのように感じています。
ですから、体重が増えるということは自らの存在すら脅かす重大事項なのです。
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