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病識とは、患者自身が、自分が病気であるということを自覚することです。
拒食症患者さんには病識の欠如がみられ、「自分は病気ではない」と思っている人が多くいます。
拒食症であれば極端に痩せてしまっている場合が多いので、周囲は「何か病気ではないか」と心配するのですが、本人は自分の体重が数字として明らかに減っていること、それをコントロールできていることに満足し、充実した気分すら抱いています。
初期の拒食症であれば、体調もよく、大変活動的です。
ボディーイメージの障害によって、極度の痩せ状態であるにもかかわらず「これが正常だ」と思っていたり、「自分はまだ太っている」「もっと痩せたい」とさえ思っています。
このように、拒食症患者さんは病識の欠如のために受診が遅くなってしまったり、治療に対して本人自身が意欲的にはなれないものです。
ただ、本人自身も自らが病気だと自覚していながら、もっと痩せたい、痩せた状態を維持したいがために病気であることを否定しようとする人もいます。
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