転機

摂食障害(過食症・拒食症)を生きて
トップページ 摂食障害とは 体験談 摂食障害の治療 リンク メール

トップページ >  体験談 > 高校生のとき > 転機

転機


痩せが進んで、少し物にぶつかったり、いすに座ったりするだけで痛みを感じるようになりました。
生理も止まっていました。
よく考えたら、便もほとんど出ていませんでした。
しかし、それ以外はとても元気で、毎日充実していたし、何も心配することはありませんでした。

その頃私は、NGO団体が行っている、様々な国を訪れて交流し平和について考えるという船旅への参加をしたいと思っていました。
私は、国際平和とか紛争問題とか、そういうものにすごく関心を持っていたので、夏休みを利用して行ってみたいと思ったのです。
その説明会に参加するために、母と妹と共に出かけました。
話を聞けば聞くほど行きたくなりました。
母も、学校の許可が出れば行っても良いと言ってくれました。

説明会の後、3人でお蕎麦屋さんによって食べました。
しかし、私は少し食べたところで急に気持ちが悪くなり、トイレに駆け込みました。
嘔吐しそうになったのですが、そのときはもどさずに、家に帰りました。
家に帰ってもずっと胸のむかむかはおさまりません。
布団に横になって、寝ていました。
すると、突然嘔吐しました。
その量が、半端なく大量で、もう何日にもわたって消化されずに胃の中に溜まっていたんだと分かりました。
嘔吐は繰り返し繰り返し、胃液まで吐きつくしてやっと止まりました。

激しい嘔吐がおさまってから、母に病院に連れて行ってもらいました。
すると、どうやら腸が正常に働かなくなっており、ガスが腸内にに溜まりすぎていると言われました。
だから食べ物が胃から下にはいけずに、溜まっていってしまったんだそうです。
そして、痩せすぎであること、あまりに食べていないから消化器官の働きが弱まってこうなってしまったんだということを先生に言われました。

一方、NGO団体の船旅への参加は、私の中でどんどん膨らんでいました。
実際に様々な活動に参加し始めていて、担任の先生に相談したところ、参加して良いとの返事をもらいました。
しかし、学年主任の先生がダメだと言っていると聞きました。
その理由は、夏休みが過ぎても1週間くらい船旅は続いていて、学校を休まなくてはいけないということがひとつ、また、そのNGO団体が本当にちゃんとした団体なのか、1ヶ月も船旅に出てしまえばどんな洗脳をされるか分からない…というものでした。
私は、担任の先生からOKが出ていたので、まさか今になってダメと言われるなんてと驚きました。
私は、学校は少し休むけれど勉強は絶対に遅れないように頑張ること、様々な経験をしたいのでどうしても行きたいということを文章にして提出したりしました。
でも、学年主任の先生はダメの一点張り。
応援していた担任の先生も学年主任の先生と一緒の意見だと言い出しました。
そして、泣く泣く参加を諦めることになりました。
先生達の言っていることが、その頃はすごく矛盾していて理不尽なことのように感じて、すごくショックを受けたことを覚えています。
その時の私にとっては大きな挫折でした。


前のページ「拒食症へ 次のページ「突然の食欲

□ 体験談のトップページ(メニュー一覧)へ戻る
□ 「摂食障害(過食症・拒食症)を生きて」トップページへ戻る

Copyright(c)  摂食障害(過食症・拒食症)を生きて  All rights reserved.