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管理人の個人的考えのコラムです。
医学的根拠も何もありません。

立ち止まっているように見えて、体力は付いている


 前に進めない苦しみ

私は摂食障害で苦しんでいる時、自分だけ取り残されていっているように思いました。
学校に行けず引きこもっている時、
「同級生は私が休んでいる間に勉強をし、友達同士でいろんなおしゃべりをしているだろうな…。私だけ、おいていかれている…。」
と焦っていたし、社会人になっても、
「私は歳だけとって、何も成長できていない。ずっと同じとこで止まって足踏みしているような気がする…。いや、むしろマイナスに進んでいる気がする…。」
と思っていました。

この、「成長できない」とか「前に進んでいない感じ」「努力しているのに報われない感じ」っていうのは、予想以上に自分で辛くて、情けなかったです。

みなさんはどうですか?

 何も無いところで立ち止まっているわけじゃない!

私は、そんな思いを感じている時に信頼している病院の先生から、例え話しとして
「川の中で濁流に飲み込まれそうな時は、じっとしているのが一番なんだよ。」
というようなことを言われて、すごく励まされたことがあります。

私は、何も無い平坦な道で立ち止まっているわけじゃない。
急流に流されないよう、足を踏ん張って、そこに立ち止まっている。
これって、すごく大変なこと。
流されないよう、あきらめてしまわないよう、踏ん張っていなきゃならない。

立ち止まっているように見えて、実はそこで体力を付けているし、ちょっとづつ強くなっているんだ!
という風に、発想の転換ができました。

 物事には「流れ」がある

何事にも、「流れ」というのがありますよね。
何をやってもうまくいかない。
努力してもむくわれない。
そんな時があるかと思えば、失敗しても意外とへこまなかったり、なんだか気分が良い日がつづいたり、ラッキーなことがあったり、過食しない日が続く時があったり。

スポーツを見ていると、「流れ」って本当にあるんだなって感じます。
特にバレーボール。
努力して勝とうと頑張っているのはどのシーンでも同じだし、それは対戦相手も同じはずです。
でも、どんなに頑張っても、対戦相手に連続で点をとられる時があります。
それは、対戦相手側に良い流れがあるとき。
かと思えば、対戦相手も変わらず頑張っているのに、こちら側がぽんぽん連続して点をとる時があります。
それは、こちら側に良い流れがあるときです。

こういう試合、見たことありませんか??

 悪い流れのときは、立ち向かわない。やり過ごす!

摂食障害で苦しんでいたころは、人生の中でもどちらかといえば大きく悪い流れが私の人生に流れていたのだなと思います。
そしてその中でも、結構良い流れになるときもあるし、超ド級に最悪の流れがやってきたりもしました。
これは、みんなも同じではないかと思います。

悪い流れを感じたら、「進まなきゃ」「勝たなきゃ」「乗り越えなきゃ!」と、りきんでより一層の努力をするより、もっと上手なやり方があるのかなと私は思います。

それは、「今は悪い流れなんだな」って自覚すること
そして、「無理をせず、努力し過ぎず、流れを冷静に見て、そこから身を離してじっと立ち止まってみること」です。

川を上っている時、水かさが増えたり急流が来たりしたら、無理せず、近くの岩場に上ったり、木につかまったりして川が落ち着くのを待った方がいいですよね。
それと同じだと思います。
悪い流れのときに、とことん努力しても報われないことって多いです。
もがけばもがくほど泥沼にはまっていき、エネルギーを使い果たしてしまうこともあります。
そんな時は努力しているからこそ「私の頑張りじゃ足りないのかな。」「私ってやっぱりだめなのかな。」「もう無理!」なんて、不必要にマイナスになりかねません。
上手くいかない時は、それに逆らわずに、いったん休むことを決めること。
休んでいる時は、「自分だけ置いていかれている」「成長していない」と思うのではなく、
「今は休む時」
「立ち止まっているように見えて、踏ん張ってる。」
「今、体力が付いている」

と思ってみてください。
それが、自分を本当の意味で守ることになるのではないでしょうか。

 編集後記

生きていると、いろんなストレスがありますよね。
しかも、次から次にやってきたりします。
そんなときに思うのは、「立ち向かう」のではなくて「やり過ごす」方が得策だなということ。
今までの私は、正面から立ち向かい過ぎていました。
サーフィンのように、どんなビッグウェーブが来ても、それを上手に乗りこなし、知らないうちに通り過ぎてた…みたいな感じにできるようになれたらいいなと思っています。

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