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摂食障害の人が学生だった場合、治療しながら毎日学校へ行くことは、様々な点で大変なことですが、無理の無い範囲内で通学し続けることが治療にも、本人の今後にも良いと思います。
ただ、摂食障害の原因が学校内にある場合や、学校での人間関係などが治療にあまりにもマイナス影響を及ぼしそうな場合、そして本人が学校へ行くことにあまりに脅迫的になりすぎて焦っている場合などは通学を控えたほうが良いかもしれません。
摂食障害の治療をしながらの通学には、配慮が必要な場面が多々ありますので、学校側に協力をお願いすることが不可欠です。
担任の先生をはじめとして、養護教員やスクールカウンセラーなどにご両親から話をしておくことが良いと思います。
特に、スクールカウンセラーが学校に常駐している場合は、学校での過ごし方等にも多くのアドバイスをしてくれると思いますので、安心です。
本人の症状を学校側にきちんと説明し、学校と家庭が一緒になって治療にも良い体制をとっていくことが理想的だと思います。
過食症も拒食症も、欠席や遅刻早退が多くなってしまう人もいると思います。
特に、過食症の場合、精神的に不安定で引きこもりになりがちなので、不登校になってしまうこともあります。
そうなると、おそらく本人は、授業についていけないことに大きな不安と焦りを感じると思います。
成績が低下すれば、ますます自分を追い詰め、焦ってしまうかもしれません。
担任の先生と協力して、できるだけ学校の勉強の進度が分かるようにし、本人が家庭内で勉強するようであればその協力をしてもらいましょう。
ただ、勉強に対してあまりに焦っていたり不安が強かったりする場合は、あえて勉強の進度等にはいったん触れずにおいて、勉強とは距離を置いておくのも良いと思います。
周囲からのプレッシャーを感じないような体制を整えるのが一番です。
家族も、多少勉強が分からなくなるくらい大丈夫という、おおらかな気持ちでいてください。
拒食症の人の場合は、学校給食が出される際、どうしても食べられないということがあると思います。
また、痩せによって体力が落ちていて、授業に耐えられなかったり、体育に参加できなかったりするかもしれません。
このような時は、決して無理をさせないよう学校側に理解を求め、配慮してもらうことが大切です。
私が高校生の頃、拒食症から過食症になり、学校も休みがちで不登校になりましたが、学校側はほとんど何も協力してもらえず、クラスでも大変孤独な思いをしました。
そして留年も決まり、結果的に私は学校を退学することになりました。
私や母が、学校側にきちんと症状や精神状態についてもっと詳しく説明し、理解と協力を求めていればよかったのかもしれませんが、私は学校の協力を得られず高校をやめざるを得ないような状態になってしまったことに、何年も何年も悔やんでいました。
本人が学校に行きたいと望んでいるにもかかわらず、摂食障害で不本意にも行けなくなりったりしている人が、きっとたくさんいると思います。
そんな人は、絶対私のような思いをしてほしくありません。
いつでも学校は協力者であってほしいと思います。
ご家族からの説明で不安な場合や、学校側に摂食障害という病気について理解できる人がいない場合は、担当の医師から電話をしてもらったり、手紙を書いてもらったりして、理解を求めましょう。

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