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摂食障害では、入院治療が必要な場合、効果的な場合があります。
まず、拒食症の場合、体重が著しく低下し、体調不良、意識障害、低血糖、歩行が困難なほどの衰弱などが見られる場合は、入院治療が必要です。
また、排出型で嘔吐などがひどく、重度の電解質異常(※)があるとき、うつ状態がひどいとき、自傷行為があるときも入院治療が必要です。
ただ、拒食症で生理が無かったり体重減少があっても重度でなく、患者さん本人が治療に積極的な場合は、通院治療でも改善させていけるようです。
過食症の場合は、拒食症より餓死などの身体的危険は少ないですし、患者さん本人も治したいという思いがあり、治療に意欲的な場合が多いので、基本的には通院治療が可能です。
ですが、過食があまりにひどく、自分では全くコントロールできない状態に陥ってしまっているときは、入院して食事を管理してもらい、いったんそこから抜け出すことが効果的な場合があります。
また、嘔吐や下剤乱用がひどく重度の電解質異常(※)があるとき、うつ状態がひどいとき、自傷行為や自殺企図がみられるときも入院治療が必要です。
拒食症でも過食症でも、家庭で対応できる限界を超えた場合には、家族と患者さんの間の葛藤が深まって泥沼化してしまう場合もあります。
そのような場合も、入院治療のほうが良いと判断される場合があります。
※電解質異常とは、嘔吐や下剤乱用で、体内に必要なカリウムやナトリウムが失われてしまい、けいれんや体の衰弱、動悸や不整脈を引き起こします。重度の場合は心不全を起こす場合もあります。

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